日経まナビ!大手町では6月から、首都圏購読者向けに発行しているウイークエンドマガジン「THE NIKKEI MAGAZINE」が企画するトークショーやファッションセミナー「THE NIKKEI MAGAZINEライブ」を開催いたします。
トークショーの第一弾としてスピーカーにお迎えするのは、「君の椅子」プロジェクト(記事は2009年12月号に掲載)を発案した、磯田憲一さん(北海道文化財団理事長)です。

磯田さんは06年から、北海道・旭川大学の学生とともに、赤ちゃんの誕生に地元の職人が作った椅子を贈るプロジェクト「君の椅子」に取り組んできました。この試みは年を追うごとに子育て支援、地域力、地場産業を育て、地域の潜在力を引き出しています。記事を読んだ読者からも多くの反響をいただきました。
磯田さんの説く、「まちぢから」の大切さについて考えます。
暮らしが物質的に豊かになる一方で、孤独死や幼児虐待が増え、コミュニティーの消失が問われています。失った絆を取り戻すために、私たちは何をすべきなのでしょうか。
磯田さんと旭川大学のゼミ学生が始めた「君の椅子」は、年間出生数50人ほどの小さな町と組みスタートしました。子どもたちの「居場所」の象徴として贈られた椅子は道内外の多くの人を巻き込み、少しずつ、大きなムーブメントとなっていきます。
小さなことも、継続して積み重なると大きな力になり、地域を動かします。
東日本大震災では私たちは手を携えることの大切さを目の当たりにしました。
あなたの地域にも「まちぢから」は眠っているのです。